第1号(2011年夏号)

第1号(2011年夏号)

2011/08/10

 

所長写真

  日に日に暑さが増しておりますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。当事務所でも「節電を」と思いつつ、ついエアコンのスイッチに手が伸びる毎日です。

  さて、このたび、季刊で事務所通信を発行させていただくこととなりました。今回は第1号ということで、内容面はまだまだですが、皆様に当事務所やスタッフを身近に感じていただける一助になればと願っております。

  今後とも、よろしくお願いいたします。

日根野公認会計士税理士事務所 所長

日根野 文三

 

お客様に何を売っているのか? 

 200万部を超えるベストセラーになった「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読みました。すぐに影響を受ける私は、さっそくドラッカーかぶれに。「やっぱりドラッカーが経営の基本!」と、昔から知っていたかのように調子よく言ってます。

 

 それにしても、企業経営は本当に奥が深いものだと考えさせられます。なかでも「誰に何を売っているのか?」というドラッカーの問いかけは、経営者なら誰でも分かっているようで、実はとても難しい問いです。

 

 例えば、高級乗用車ベンツ。他の乗用車と比べて機能面で差はあるのでしょうか? 移動手段として捉えるなら、カローラ(135万円~)と機能はほぼ同じでしょう。ところが、私が先日、乗せていただいたベンツSクラス(1050万円~)とは、価格が全く違います。この価格差はどこから生まれるのでしょうか?

 

 ベンツ社が、「一般大衆に、乗用車という移動手段を売っている」のであれば、この価格差は説明できません。ベンツのターゲットは一般大衆ではないし、移動手段を売っているのでもないのです。ベンツ社は、「富裕層(特に社長さん)に、社会的に成功したという満足感を売っている」のだと思います。

 

 ベンツ社のブランド戦略が功を奏して、私の頭の中には「ベンツに乗っている人=成功者」というイメージが焼き付いています。おそらく、多くの方が同じでしょう。つまり、ベンツに乗ることは、社会的に成功したことの象徴であり、そこから大きな満足感が生まれているのです。「ああ、オレもベンツに乗れるようになったのか。」という達成感とも言えるでしょう。しかも、ベンツに乗っていると周囲から「この人はすごい。成功者だ」と見てもらえるのです。だからこそ、大金を出してベンツを買う人がいるのです。

 

 さて、あなたの会社は、誰に何を売っていますか?

(次長 公認会計士・税理士 日根野健)

 

スタッフの一日

 日根野公認会計士事務所のスタッフはどんな1日を送っているの?

 スタッフの1日を紹介します!

 

 図2AM 8:45頃 事務所のお掃除から1日がスタート。

    ↓

図3AM 9:00 早速電話が。電話にはワンコールでお応えするようにしています。

    ↓

図4AM 11:30 ~ PM 1:30 昼休みは前半と後半の2交代で取ります。お弁当を食べたり、時には外食も。

図5

    ↓

図6パソコンに向かって黙々と仕事をしています。デスクワークが多いです。

    ↓

図8PM 5:00 事務所の片付けをして、そろそろ帰宅。今日は残業ですか?

お問い合わせフォーム