2021/07/06
9月の終わりごろから急に朝晩が涼しくなり、寒いぐらいになってきましたが、体調は崩されてませんでしょうか。
新型コロナは、慣れてきたこともあるのか、少し対応に落ち着きが出てきた感がありますね。
何事もなければ、オリンピックの余韻にまだ浸っているような時期だったのにな、と残念に思う気持ちもありますし、これから経済的に本当に厳しくなるという論調もありますが、ささやかでも楽しみを見つけながら、頑張っていきたいものです。
それでは、『ひねの通信』第38号をご覧ください。
新型コロナの感染が拡大して、はや半年が経過しました。新型コロナという感染症との付き合い方にもだいぶ慣れてきました。
・手洗い・うがいをきちんとする。
・3密な場所は、できるだけ避ける。
・3密な場所にいるときは、マスクをする。
これが生活習慣になってきました。
また、仕事においても、会議をオンラインで行うことが増えました。Zoom(ズーム)というシステムを使うと、スマホやパソコンを利用して、とても簡単にオンライン会議をすることができます。1対1だけでなく、大人数での会議も可能です。
先日、70歳の社長さんが「Zoomで会議をしよう」とおっしゃっているのを聞いて、オンライン会議が広く浸透してきているなあ、と感じました。1年前までは、ごく一部の若い人たちが使っているだけでしたが、今や、幅広い世代でオンライン会議を自然に行っています。
私は、年に1回9月に、大学時代の友人たちと同窓会をしているのですが、その同窓会も今年はZoomを使ってオンラインでしました。オンライン同窓会、オンライン飲み会です。
オンラインだと、いつもは参加できないような遠方に住んでいる友人、子育てがあるため夜に外出しにくい友人が参加できました。「ひさしぶり~!」と、嬉しくなりました。また、友人の子どもが参加したりして、いつもの居酒屋で開催する同窓会とは違う楽しさがありました。
新型コロナの感染が拡大したことによって、命を落とされた方もいますし、オリンピックの開催が延期になったり、行動を自粛したり、残念な思いをたくさんしました。一方で、新しい技術を使って、新しい仕事の仕方、新しい楽しみ方を見つけることもできました。今後、新型コロナを乗り越えても、すっかり以前の状態に戻るのではなく、この新しい生活スタイルが続いていくことでしょう。
もうしばらくこの状況は続きそうですが、厳しい状況の中にあっても、「コロナがなければ」「コロナの前に戻ることができれば」と思うのでなく、新たな楽しみや発見を探していきたいと思っています。
(次長 公認会計士・税理士 日根野健)
新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少している中小企業者等(個人、法人)に対して、2021年度の固定資産税・都市計画税を減免する制度があります。
対象 資本金の額又は出資金の額が1億円以下の法人資本又は出資を有しない法人又は個人で、
従業員1,000人以下の者※大企業の子会社、性風俗関連特殊営業を行っている者は対象外
減免対象 事業用家屋及び設備等の償却資産に対する固定資産税
事業用家屋に対する都市計画税 ※土地の固定資産税・都市計画税は対象外
減免率 2020年2月~10月までの任意の連続する3か月間の事業収入が対前年同期比
50%以上減少→ 全額免除 30%以上50%未満の減少→ 2分の1減額
申告方法 対象家屋・設備が所在する自治体が定める様式を利用して、
認定経営革新等支援機関等から申告書を発行してもらい、
2021年1月以降、2021年1月末までに各自治体に申告が必要です。
なお、日根野会計事務所は、認定経営革新等支援機関に認定されています。まずはご相談ください。