2018/04/12
今年は桜の開花が早く、事務所の辺りは4月に入る頃にはすっかり葉桜でしたが、皆さまのお住まいの近くはいかがでしょうか。
何かと心配されていた平昌の冬季五輪は無事終了しましたが、最近は国際的にも国内的にも先行きが見通せない状況が続いています。ワールドカップの年でもあるのに、サッカー日本代表もあまり盛り上がらず。春らしくパッと明るい話題が欲しいところです。
それでは、「ひねの通信」28号をご覧ください。
インスタ映え? 新たに注目を集めるスポット
子どもの学校の春休みに合わせて、小豆島に行ってきました。小豆島といえば、「オリーブ」「二十四の瞳」を連想します。オリーブ園に行ったり、二十四の瞳を語り部から聞いたりしました。
最近、小豆島の新たな観光スポットとして、映画『魔女の宅急便』のロケで使われたギリシャ風車が脚光を浴びています。『魔女の宅急便』は、宮崎駿監督によりアニメ映画化された作品が有名ですが、2014年に実写化され、そのときのロケに小豆島のギリシャ風車が使われました。
ギリシャ風車の近くにあるオリーブ記念館ではホウキが無料でレンタルされており、観光客の方々がそのホウキを片手にギリシャ風車前に集まっています。ギリシャ風車前では、ホウキにまたがって必死にジャンプしている旅行者と、それをスマホのカメラで連写している同行者がたくさんいました。
本気で空を飛ぼうとしているわけではありません。何をしているのかというと、ホウキにまたがってジャンプしているところをカメラで撮影すると、まるで空を飛んでいるかのような写真が撮れるのです。
日本人観光客も、外国人観光客も、みんな必死でジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!
さっそく我が家の子どもたち(+私)もホウキで空を飛ぶ写真の撮影にチャレンジしました。あれこれ騒ぎながら、1時間ほどかかりましたが、どうにか撮れました。
フィルムカメラの時代なら、撮るのは難しかったと思いますが、今は連写機能まで備えたカメラがスマホに盛り込まれている時代です。誰もが、空を飛んでいる写真を撮れてしまいます。
昔なら、単なるギリシャ風車の観光スポットだったはずが、新しい製品が発明されたことにより、今までとは違った形で脚光をあびることとなりました。技術革新が新たなチャンスを生み出す身近な例ですね!
(次長 公認会計士・税理士 日根野健)
平成30年度税制改正~事業承継税制の特例~
事業承継税制とは、後継者が、非上場会社の先代経営者からその非上場会社の株式を贈与、相続、遺贈で取得した場合に、贈与税又は相続税の納税が猶予される制度です。この制度自体は以前からありましたが、中小企業の世代交代を円滑にするため、10年間の特例措置として制度が拡充されました。
この制度は、あくまで納税猶予で、税金の免除ではありません。状況によっては、猶予してもらった税額を払わなければならない場合もございます。そのため、制度を利用するにあたっては、今後を見通して経営計画を立てなければなりませんし、要件や提出書類も複雑なため、十分な検討時間が必要です。ここでは本当に簡単なご紹介しかしておりませんので、詳細については個別にお問合せください。